『神は沈黙せず』(山本弘)

神は沈黙せず(上) (角川文庫)
年末年始に実家で読んでいたが、やっぱり山本弘のSFは面白いなあとうならされた。
少々こなれていない感じはあるのだが、ハードSFに慣れ親しんでいない僕のようなものにもとっつきやすく書かれていて、ちゃんと(いわゆる)「センス・オブ・ワンダー」を持っている。
テーマが超常現象や神ということもあり、それに「と学会」会長の山本弘がどういう解釈を与えるかも興味深く、終始楽しめた。
似たようなテーマの『神狩り』はなんというか、神の言語というアイディアには大興奮なんだが尻すぼみなイメージがあって・・・(内容はほとんど忘れたけれど)。こちらはそんなことも無く最後まで一気読み。
ちなみに『神狩り2』はギブアップしてしまった。

なんかとりとめなくなってしまったけれど、久しぶりの日記だからってことで。