だらだら

俺はその夜多くのことを学んだ (幻冬舎文庫)
家でだらだらしている。
今年の誕生日に貰った、焼酎用のグラスで水割りをちびちびやりながら。このグラス、下のほうがちょっと複雑な形をしていて、不思議と手になじむ。グラスを傾けたときに、底を通して見える光景がなんとも。いいものを貰った。
そして『俺はその夜多くのことを学んだ』(isbn:4877287159)を読みながら、俺はなんでいつもいつも一人相撲をしてしんどくなって酒に逃げるんだろうかとぼんやりと思う。この本はいつも俺に、自分が孤独な一人相撲をしていることに気づかせてくれる。グジグジ悩む性質の人にはお勧めの本、というよりほとんど絵本だ。
好きになってからやっと映画に誘うまで3年・・・ってところがいかにもリアルでいい。俺が三谷幸喜を好きな理由って、やっぱりこういうところなんだと思う。