自分は一体どこへ向かっているのか

NARUTO -ナルト- 19 (ジャンプコミックス)
俺、ビジネスの世界に居た方がマシな働きができる人材なんだろうか・・・。少なくとも山師みたいな仕事で、プレゼン一発の勝負であればそこそこの働きはできそうだ。創作の世界に漠然と憧れているんだけれど、どうにもソッチ方面の山は高い。それを乗り越えていくだけの根性がなさそうなんだよなあ、自分には。
なんでこんなことを突然書き始めたかというと、今日コンビニで『NARUTO』の19巻(ISBN:4088735234)を立ち読みしちゃったからだったり。数合わせで挿入されたページに、作者の岸本斉史がデビューまでの道のりをつらつら書いてるんだけど、それがもうね、刺さるんですよグサグサと。私めの胸に。大学4回、マンガで賞はとったけど鳴かず飛ばずでボツの嵐、友達はどんどん就職していく・・・。そんな状況で「これじゃいかん!」と思い立って「物語とは何か?」の勉強を始め、図書館・本屋・ビデオ屋に通いつめて二年間・・・。宮城谷昌光愛知大学の図書館に通って甲骨金文の勉強した話なんかも思い出したりし、ああ、俺は、俺には、ここまでの覚悟があるのだろうかと思うわけで。夢ってのはいつまで見ていても勝手だけど、それに向かって動き出さなきゃいつまでたっても夢のままなんだよなあ・・・と呟く、大学4回でゲーム会社に企画書出してみたものの不合格通知を受け取ってしまい、流れ流れて鳥取でSEをしている俺。絵に描いたようなヘタレ。