斉藤孝

三色ボールペンで読む日本語会議革命
三色ボールペンで読む日本語』(ISBN:4048837370)を秋の初めごろに読んで、しばらく赤・青・緑の特製三色ボールペン片手に読書をしてたんだが、どうにも時間がかかって読みづらい。よってこの手法はお蔵入り・・・と思っていたんだが。
最近顧客との打ち合わせ議事録を書いていて、やばいなあと思うことがある。それは、時間が経つと内容についてかけらも思い出せず、打ち合わせでとったメモを見ても大事なこと・やらなきゃいけないこと・個人的に興味があることがごっちゃになっててさっぱり分からない・・・ってこと。で、思い出したわけだ。三色ボールペンの技を。例えばこちらがアクションを起こさなければならない事項を赤、決定・確認事項を青、個人的に興味があった事項を緑で書いておけば分かりやすいよなあと思ったりし、とりあえず今度実験してみようかと画策中。
そして勢いで『会議革命』(ISBN:4569624790)なぞ買って、三色ボールペン片手に2時間ほどで読み終える。ああ、これ面白い。というかXPと同じような思想。建築設計方面とも同じかも。コミュニケーションを重視するやりかたね。ソフトウェア開発の過程でこれをやれば、きっと品質・コスト・納期が改善されそうだなあ。これも試してみよう。