探索開始
目の前にあった毛むくじゃらの塊が蠢き、襲い掛かってきた。
アシタバがそれを理解したのは、半ば反射的に抜き放った剣で、一尺ほどもある爪の一撃を受け止めた後だった。全身の鳥肌が立つ。
巨大なモグラとでも形容できそうなその生物の腹を蹴り飛ばし、間合いを取り直して一息つくと、アシタバはひとりごちた。
そうか、こりゃ戦なんだな。
自分の初陣を思い出す。圧力を持って迫り来る太鼓のリズムと男たちの怒声は無いが、あの時戦場に充満していた空気がここにあった。
殺意だ。
剣を握りなおす。知らず手に汗をかいていた。出発前に手袋を手に入れていなければ、手元が怪しくなっていたかもしれない。そこで、初めて周りを確認する余裕ができた。
アシタバの右手を歩いていた新兵、イチムは剣を抜く暇も無かったらしく、腕から血を流していた。股間も重く湿っているようだ。おそらく漏らしている。それでも悲鳴を噛み殺し、後衛の不安を煽らないよう努力していることは評価できた。
「アシタバさん、行きます!」
叫びながら、後衛のウキヨが矢を放った。モグラが矢を受けて怯んだ隙に、頭の辺りをめがけて剣を突き入れる。重い手ごたえ。
右手ではオキナの起動した炎が立ち上り、モグラが長い悲鳴をあげていた。
剣を引き抜きながら頭の中で手順を整理する。
まずはウキヨに周囲の警戒を命じ、エツにイチムの怪我の具合を確かめさせる。しかる後にモグラの皮を剥ぎ、持ち帰る。
鼻をつく焦げた肉の臭気に顔をしかめながらそこまで考え、ふと気づいた。
オキナの餓鬼め、燃やしちまったら皮も身も台無しじゃねえか!
彼らと、彼らの帰りを待つ食い詰めのために、出来る限り多くのものをここから持ち帰ること。それがアシタバたちの使命であった。
データ初期化してやり直し。
実は結構前に購入済みで、第五層まで降りてたけど、id:WizDiary:20070301を読んでから「死んだらキャラ削除」ルールでやり直したくなって長いこと放置してたのであった。
今日、出張があったので帰りの汽車で初期化して始めてしまった。試しになんか書いてみようかな。
あ、しまった。本家と「ウキヨ」が被った。
気疲れ。
会社の先輩の結婚披露宴に招いていただいたので、出席してきた。
周りがみんな年上なので緊張した。
2次会では会費の徴収をしていたが、やはり僕はこういう幹事的なことに向いていないな。官僚的にというか、杓子定規に進めすぎてしまう。悪い癖だがなかなか治らない。帰り道でへこむ。
ともあれ、先輩は楽しそうにしていたのでよかった。
カモちゃんが・・・
鴨志田穣さんが亡くなったって・・・そんな・・・。
面識なんか当然あるわけ無いし、全然ひとごとなんだけど・・・。
悔いの無いように毎日を生きよう。そう思うことしか酒に酔ってこの訃報に接した僕にできることはない。
仕事が忙しいとか、そんなことを言い訳にしてたらだめだ。
明日死んでも悔いは無い、そんな人生を送りたい。
http://www.ozmall.co.jp/entertainment/kamo2/vol1/
ああ・・・全然知らなかった・・・
そうか、ずっと前からカモちゃんは戦っていたんだ・・・
これからこの記録を大事に読みます。・・・なんで死んじゃったんだ・・・
らもさんの時より悲しいよ・・・
http://homepage2.nifty.com/jyurousya/
涙が・・・。
怒り
あまりに怒りが大きすぎると手が振るえ体温の上昇を自覚できるのだなと本日改めて実感いたしました。胃まで痛くなりました。
酒飲んで本読んでないとすぐ思い出してしまいます。
もう納得いかない仕事はしないことにしよう。ろくなことが無い。