第34回「寺田屋大騒動」

先週とはうって変わってコミカル路線ですなー。というかシチュエーションコメディーですなー。第5話「婚礼の日に」とかを思い出します。
今回の見所。

  • 山南さん回想シーン。ああ、先週は居場所が無くなったって言ってた人が、今週は居場所を見つけましたとか言ってるよー・・・。いきなりシンミリ。
  • つね&みつの登場で狼狽する総司と、すんげえアホ笑顔だったかと思えば事情を聞かされてやっぱり狼狽する平助。いや、今回の中村勘太郎はナイスだった。「どうしよぅー」って退場するところで、テレビに向かって「おいおいお前どこまでカメラに近寄ってくんねん!」とか突っ込みいれてしまった。ツボだ。
  • 源さん&トシの三文芝居。いやね、これこそ三谷脚本! って完成度でニンマリ。嘘の上に嘘を積み重ねてどんどん破綻していくコメディを書かせたらやっぱりこの人の右に出る人はいませんわ。もちろん演技も素晴らしく、小林隆の「それって罪ですか!?」と山本耕史の勝ち誇ったニヤリ顔に爆笑。たまらん。あ、もちろん香取慎吾の「みんなそれなりにありがとう!」も良かった。
  • つね&お幸のタイマン。このね、つねの決意ね。たまりませんよね。ある意味これって精神的自殺なんですよねきっと。近藤が京都にいる間は自分の愛情を殺すって宣言してるんですからね。そのせいか、個人的には山南さんの切腹シーンに近い緊張感を感じましたよ。最後に「京都にいる間だけ」と釘を刺すところでの優香との視線のやりとりとかもすごい迫力だった・・・。