第28回「そして池田屋へ」

期せずして(?)鴨暗殺がターニングポイントっていうかクライマックスになっちゃったけど、多分前知識無しの人大多数がクライマックスと思ってる池田屋ですよ、ついに。
のっけからあの山南さんが怒鳴ってるし。新選組の皆が、常に無くピリピリしてるってのがよく分かるいい脚本。・・・かと思えばイカ食って歩いてるやつらもいるんだけど。しかもDonDokoDonのコンビ芸ですか。
町会所に集まったときの谷兄弟ネタは三谷らしさというかなんというか。そうか、谷三十郎はそういう役回りなのか。コメディリリーフか。梶原善が日本にいたらこの辺にキャスティングされてたに違いない。なぜこんな時期にアメリカに行ってるんだ善!(ちょっと善には思い入れのある俺、なぜなら似てると言われることがままあるので)
池田屋に入った後のシーンは、近藤かっこえーとか永倉かっこえーとかそういう感じでボケーっと見てました。でも近藤のピンチに「待たせたな・・・」と颯爽と現れた土方に目がハート。そしてその後斉藤が魅せた仮面ライダーじこみの殺陣に目がハート。一番派手に見えた気が。
総司喀血のシーンもNHKなりによく頑張った。バレバレのCGはどうかと思ったけど。総司の大事なものが失われていく感じは伝わってきた。でもね、僕の目が節穴なのかもしれないんだけど、池田屋の総司ってそんなに鬼のような活躍してた? というかここまで総司って新選組一番の遣い手と言われるほどの働きはしてないように見えるんだけど・・・。この後変わるの? 最後の命の炎を燃やし尽くすの?
あと第1回の池田屋とずいぶん違ってるように見えるのは気のせいだということにします。記憶がほとんど消えかかっているので。今見比べたら近藤の貫禄とかずいぶん違うんだろうなあ・・・。
あ、今思ったけど斉藤が「胃にもたれる・・・」って言ってたのはひょっとして力士の時の関連ネタ? 深読みしすぎ?