マジックナンバーと階層構造

最近仕事でコード表などを書いたり数十個あるフォルダの中から目的のフォルダを探し出したりすることが多いんだけど、なんだか画面や帳票を見てもクラクラするばかりで頭に入ってこない。文字の上を視線が滑っていくんだけど内容を認識できない。なんでだろうと考えていたら、昔勉強したことを思い出した。
心理学というか記憶の話題なんだろうけど、マジックナンバーという概念がある。簡単に言えば、「人が短期的に覚えられる概念の上限は7つ前後である」ということである。詳しく知りたい方は以下を参照。

発掘!あるある大事典/#40 もの忘れ:2 page
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arumono/monowasure2.htm
[es]
http://www.page.sannet.ne.jp/tuyoshi-i/Ninti-2.htm

で、理解できなかったコード表やらフォルダ一覧やらはやっぱり数十というオーダーのシロモノなのである。そりゃ内容を把握できるわけが無い。最後の方を見る頃には最初の方を忘れているんだから。
じゃあ解決するにはどうしたらよいかということで、階層構造を適切に用いるのがいいのかなと思った次第。なんかの基準で7つ前後に区切って階層化していけば見通しは良くなるはずだ。あと、プレゼンや説明をするときにも、だいたい説明したい事柄をこの規模でグルーピングするのがいいんじゃなかろうか。ああ、プレゼンの場合は三つぐらいが限界かな。じっくりマンツーマンで説明できるならもうちょっと多くてもいけそうだ。
まあ、これから資料を作ったりするときにはこんなことを心がけてみようかと思う。