シヴィライゼーション4のマルチプレイ

id:JIGRAT,id:Feilungとnecokickさんで日曜の昼過ぎからプレイ。パンゲアの小。
文明と配置はこんな感じ

名前 文明 配置
いっかん ドイツ 南東
JIGRAT ローマ 北東
Feilung アメリ 中央
necokick マリ 北西
(AI) イギリス 南西

序盤からマリ独走。都市数・人口を増やすよう最適化する戦略なようで、おそらく4〜5都市程度を管理。アメリカ・イギリスも旺盛に拡張。一方東部は我がドイツとローマがにらみ合う。
お互いの位置と拡張方向が判明したあたりで、マリより技術同盟の申し入れ。当然承諾。マリと国境を接する可能性は非常に低い。
そうこうするうち、我がドイツとローマの38度線の西方に、アメリカとイギリスが進出。ローマは両者と国境を接しているが、我がドイツはイギリスと接しているのみ。
中世になったころ、ローマより「共にイギリスの前線都市を攻め落とさないか? 都市はそちらに進呈する」との申し入れが。ローマとしては、我がドイツとイギリスとの関係を悪化させ、アメリカと国境を接するようにすることで、ドイツの攻撃を逸らしたいという魂胆だろう。しかもどうもドイツとアメリカは強固な同盟関係にある。
まあ、もし連合軍との戦いになっても、マリに支援を求めれば何とかなるだろうと思い、承諾。
ところが、ここでローマが誤ってイギリス前線都市を破壊してしまう。ローマの文化圏が拡大し、完全に我がドイツの進路を塞ぐこととなった。こうなれば打つ手は一つ。象・カタパルト・石弓を用意し、メイス量産体制に入って宣戦。マリからすごい勢いで供与してもらったテクノロジーのおかげで、ローマの領地を着々と進行する我がドイツ軍。都市アンティウムにその手をかけたとき、新たなラッパが鳴り響いた。アメリカの宣戦布告である。
ローマ領内を通過し、アメリカの弓騎兵が我が領地を荒らそうととめどなく侵入してくる。しかし、国境付近には騎兵による荒らしを警戒して地形改善を行っていなかったため、都市近くまでひきつけて象で迎撃・・・を繰り返し、なんとかしのぐ。しかし、このまま2国を相手にしていたらジリ貧である。そこへ彗星のように現れたのがマリである。アメリカへ宣戦布告。と同時に、アメリカに対して「兵を引かないと首都を陥落させる」と恫喝。アメリカはローマの勧めもあり即時撤退。結局アンティウムを割譲することで第一次世界大戦終結。戦後、ローマは飛び地となった前線都市をアメリカに譲り、半島に拠って臥薪嘗胆の時代を過ごす。
さて、巨大な都市アンティウムを手にした我がドイツは一躍スコアトップに。黄金時代を謳歌するか! と意気込んでいるところへ不吉な知らせが。「共通規格の供与を最後に、技術同盟を解除したい」とマリからの申し入れが。正直2:1くらいでこちらが得をしていたこともあり、いつ解除の申し入れがくるかと心の準備はしていたため、驚きはしなかった。
この後、ルネッサンス期を通して不気味な沈黙が世界を包んだ。どうもマリとアメリカが外交を行っているらしい。イギリスも明らかにマリから供与されたテクノロジー武装し始めた。・・・ローマも沈黙は守っているが、おそらくはグルだ。我がドイツは完全に孤立した。とりあえず後背を脅かすローマを滅ぼすべく、カノン砲グレネーダーを用意する。
と、そこへローマからの悪魔の囁き。「耳寄りな情報がある。テクノロジーと引き換えに教えよう」とのこと。聞くだけ聞いてみようと思い、活版印刷を餌にする。すると、やはり対ドイツ連合が成立しつつあり、アンティウム奪還が10ターン後に迫っているという。アメリカ国境を見れば、いつの間にかユニットが終結しつつある。監視用のマリ斥候もいる。これはブラフではないだろう。「アメリカ前線都市を陥落させたらアンティウムを返還する。こちらについて欲しい」とダメもとでローマにもちかけると、やや渋ったものの承諾。どうもマリ−アメリカの関係に疎外感を持っていたらしい。
我がドイツ軍は、秘密裏に結んだ相互通行条約により我が領土を通り抜けたローマ軍と共にアメリカへ宣戦。マリの部隊は間に合っておらず、なんとか前線都市を確保。約束どおりローマへアンティウムを返還。マリの到着に備える。
マリ到着。騎兵隊・カノン砲グレネーダーの群れ。旧アメリカ前線都市は一瞬で陥落し、大勢が決した時点で終了。